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PEライン専用 “ビッグベイト  /  ジャイアントベイト” 特化型シーバスロッド

PEライン専用
“ビッグベイト  /  ジャイアントベイト”
特化型シーバスロッド


NEW
プレジール アンサー PA-B67 ソップモッド イービーアール

 

3/16 (火) 12 : 30 PM 受注開始
2021年 12月末頃から順次デリバリー

ジャイアントベイトでシーバスを獲る
世界で唯一の特化型ロッド

 
現代のシーバスシーンを語る上で、無くてはならないメソッドとなったビッグベイト。かつては「限定的釣法」と言われていたビッグベイトでのシーバスゲームだったが、年間通して有効なメソッドであると多くのアングラーが知ることとなった。
 
さらに東京湾でのビッグペンシルゲームを発祥とし注目を集めるボートからのビッグベイトシーバスゲーム。今や全国で盛り上がりを見せるこの釣法に新たな可能性を見出しているシーバスアングラーも多くなってきている現状。そこへジャイアントベイトという概念が加わり、更なる新しい広がりを見せる。
 
PEラインを使用したジャイアントベイトゲームではタックルや身体には通常の釣りでは考えられないようなストレスが掛かる。そんな実戦で直面する数多くの問題を徹底的に検証、長期に渡るテストから導き出された答え。サブネームのEBR とは”Enhanced Battle Rod”の意味。
 
「鱸道維新 Seabass Revolution」 PLAISIR ANSWER PA-B67 SOPMOD EBRが現代のシーバスゲームを新たなステージへと導く。
 
 
オフィシャルストア 釣果写真
 
movie 釣りビジョン GearWave (16:03)
 

ブランク

ルアーウエイトが40g~300gと常識を超えた驚異的な使用範囲。ジャイアントベイトを扱える範囲での最大限のしなやかさをこのロッドに持たせた。その恩恵は「キャストの容易さ」「アクションの容易さ」「バラしづらさ」「体力消耗の軽減」など、ロッドのパワーを最小限の振り幅で最大限引き出せる設計となっている。強さを残しつつしっかり曲げ切れるブランク、短い振り幅でもしっかりルアーを動かす事ができるロッドレングス、ファイト時の急激な荷重変化に対応できるしなやかさ。「しなやかで強い、かつ軽快である」そんな相反する要素を6.7ftに高次元で組み込んだ、特化型ブランクが完成した。
 

ガイドセッテイング

PA-B80 SOPMODで実践したラインコントロール理論を採用。リールのレベルワインドをガイドの一部と考え、スプール頂点~トップガイドまでラインの流れを完全にコントロール、キャストミスや急激な失速によるティップラップ(穂先の糸がらみ)防御のためにRGガイドシステムの高機能アシストガイドも搭載した。ラインが暴れにくいのでブレーキ設定を弱くでき、しっかりと曲がるブランクと相まって変に力まずともロングキャストが可能となる。
 

ハンドル

キャストする際のグリップへの負荷は大きく、変形しパワーロスやキャスト精度に影響が出るため、変形しづらい超硬質EVAを採用した。疲労感も軽減し、グリップテープで締め上げる際も変形が少なくなった。キャスト時に直接手が触れる部分は敢えてストレート形状とし、手掌が接している面からロッドティップの方向を把握しやすく、キャスト時の方向調整も容易となる。基本的なパーツ構成はPA-B80 SOPMODに準ずるが、リアグリップのレングスは長めに設定。下構え・捌きが多くなることも想定し軽いホールド力でキレのあるルアーアクションを行いやすいように脇に挟める設定にしてある。

Specs 

BAIT MODEL
Model Length
(ft)
Joint
(pce)
Closed
Length
(cm)
Lure WT
Min〜Max
(g)
LineWT
Min〜Max
(号)
Rod'sweight
(average)
(g)
Grip length
Click here!
Reel seat size
(Fuji parts)
標準価格
(円)
(税別)
(A) (B) (C)
NEW
PA-B67
SOPMOD EBR

6' 7" 2
(spigot)
147 40 ~ 300 PE 4 ~ 10 224 625 477 70 TCS-18 55,000
※GUIDE / FUJI titanium frame and TORZITE ring guides. ※W-NUT RING (PAT) 

PA-B67 SOPMOD EBR 開発ノート

コンセプト

 

PEライン対応ビッグベイト&ジャイアントベイト専用シーバスロッド

 
”PLAISIR ANSWER PA-B80 SOPMOD” 開発に際して提案させていただいた「シーバスフィッシング多様化への一つの手段」としてのビッグベイト。そして今や現代のシーバスシーンを語る上で、無くてはならないメソッドとなった。かつては「季節限定」「ご当地釣法」と言われていたビッグベイトでのシーバスゲームだったが、全国のコアアングラー諸氏の絶え間ない努力により、現在はシーズン問わず年間通して有効なメソッドであることを多くのアングラーが知ることとなった。
 
さらに近年注目を集めるボートからのビッグベイトキャスティングゲーム。東京湾でのビッグペンシルゲームを発祥とし、今や全国各地で盛り上がりを見せるこの釣法に新たな可能性を見出しているアングラーも多い。
 
そして、ここに新たなる潮流が生まれる。
かつてバスフィッシングシーンがそうであったように、シーバスフィッシングの世界でも起こるべくして起こりつつある変革がある。
それはルアーの大型化。近年その波は留まるどころか更なる加速を見せる。
 

ビッグベイトからジャイアントベイトへ

 
遂にシーバスゲームもジャイアントベイトの世界に突入した。10in/100gオーバーがスタンダードとなり、200g300g13in14in…更なる重量級ルアーも視野に入る。
 
ではタックル面ではどうだろうか?この釣りに於いて必要なスペックを満たすロッドは存在するだろうか?
 
「ジャイアントベイトだから」って棒のようなロッド、「所詮シーバス」って細いPE。そんな安易な考えで手を出すと痛い目に遭う釣りである事は明白、身を以て体験してきた。投げるだけならそれでも良いかもしれない、ただそれでストレスの無い実釣が可能か?
 
通常のシーバスフィッシングでは考えられないようなルアー重量、バスフィッシングのビックベイトゲームとは比べ物にならないキャスト数とキャスト距離、激しいアクション。PEラインを使用したジャイアントベイトゲームでは、タックルに通常の釣りでは考えられないような所にストレスが掛かり、身体面への負荷も大きい。
 
このゲームにおいての必要なスペックとは何か?流用ロッドでは必ずストレスやトラブルに直面する。では一体どんなロッドが必要なのか?
 
我々にはそのロッドを作り上げる事が出来る充分なノウハウと実績が蓄積されている。必要としたものは机上の空論では無く、実戦からのフィードバック、魚からの答え。
 
「ただ釣るだけじゃない、その一匹の魚とどれだけ刺激的な出会いが果たせるか?」自身のテーマでもあるこの問いに対する一つの答えとして提案させて頂きたい。
 
日本全土、身近な水域に潜み、我々アングラーの良き好敵手として最も親しみの深い魚種の一つであるスズキ。数やサイズだけでこの釣りを語るのは本当に勿体無い。そんな時代はもう終わった。この釣りの可能性は無限に広がる、その可能性を追求するための手段。刻一刻と変化し続ける現代のシーバスシーン、その中でこのロッドは生まれるべくして生まれたのかもしれない。
 
 

ブランクス

 
PEラインでジャイアントベイトを扱う為のブランクスとは果たしてどんなものが必要なのか。
「ジャイアントベイトロッド=棒の様なロッド」一般的にはこんなイメージが先行するのではないだろうか?もちろん重量級ルアーを振り抜く為にはロッドパワーは必要になってくる。ただPEラインを使用する前提だとどうだろうか?
 
「伸びの少ないPEライン/伸びの多いモノフィラライン」同じウエイトのルアーをキャストするにしても全くキャストフィールが異なることは容易に想像が付く。一般的なバスフィッシング用ジャイアントベイトロッドではモノフィララインを使用する想定で設計されたものが多く必然的にロッドパワーも上がる。モノフィララインの特性でもあるラインの伸びがある為だ。ただ、それらのロッドで同じようにPEラインを使いジャイアントベイトをキャスト出来るかと言うと話は変わってくる。実践されている方はご存知だろうが、同じロッドでもPEラインを入れると相当固く感じるはずだ。なので、逆にPEラインでジャイアントベイトを扱う際はロッドパワーをワンランク落として使っているアングラーも多い。(同じブランクスでもPEラインを入れると設定より重いルアーを扱えると言う側面もある)
 
そんなPEラインの特性を活かす為、このロッドに求めたのはハードさではなくしなやかさ。伸びの少ないPEラインを使う際、ロッドにしなやかさが備わっていないとキャストフィールやルアーアクションなどの使用感が格段に低下する。そんなPEラインの特性を活かす為に、ジャイアントベイトを扱える範囲での最大限のしなやかさをこのロッドに持たせた。その恩恵が「キャストの容易さ」「アクションの容易さ」「バラしづらさ」「体力消耗の軽減」である。ロッドをしなやかにする事でルアー荷重をしっかりと受け止めてキャスト出来る、変に力まずに安定したキャストを連続して繰り出す事が可能となる。ルアーウエイトをしっかりとロッドに乗せることが出来るので、サミング時の親指のスリップを最大限度軽減できる。ゲームフィッシュの中でも特にバレやすいシーバスという魚、重量級ルアーを口に掛けた状態でも安全に・スムーズにランディングに持ち込む事が可能となった。
 
かと言って、ただしなやかなだけではない。100300g級、時にはそれ以上のルアーを不安定なボート上で一日中ロングキャストし、水圧に負ける事なくしっかり動かし続けることが出来るロッドパワーも持たせてある。一般的にジャイアントベイトと言うと、豪快な釣りのイメージがあるが、実際には相当繊細なルアー操作が必要である釣りだと言う事はあまり知られていない。そんな繊細なルアー操作が出来る事はこの釣りを成立させる為の絶対条件でもあり、もちろんPA-B67SOPMOD EBRにも組み込んである。
 
レングス設定も重要で、中・小型ボートからのキャスティングが多いこの釣りでは余りにも長いロッドではアクション時の振り幅が制限され身体への負担は相当なものとなる。ロッドのパワーを最小限の振り幅で最大限引き出せるレングスは、不安定なボート上で長時間アクションし続けるこの釣りにおいて無視できない要因だ。実釣を終えてからの疲労感軽減にも一役買う。また、胴の間等でのアンダーキャスト時でもしっかりと曲げてキャストできる最適なレングスである事も重要。そのしなやかさと相まって、ルアー弾道もコントロールしやすく、サイドやバックハンドでジャイアントベイトをストラクチャーへタイトに打ち込む事も容易となった。現場で遭遇する様々な条件をクリアする為、数年にも渡る実戦テストから6.7ftというレングスを導き出した。強さを残しつつしっかり曲げ切れるブランクス、短い振り幅でもしっかりルアーを動かす事ができるレングス、ファイト時の急激な荷重変化に対応できるしなやかさ。一言で言えば「しなやかで強い、かつ軽快である」そんな相反する要素を6.7ftというレングスに高次元で組み込んだブランクスが完成した。
 
 

ガイド

 
ジャイアントベイトでのシーバスフィッシングを成立させる為にはPEラインの使用が絶対条件である。なぜならバスフィッシングでは考えられない遠距離への打ち込み、広大なフラットエリア掃射~重量級ルアーでのストラクチャー打ちまで、ワンタックルで広範囲に対応出来ないといけない、そのキャスト数も相当なものになる。
 
そんな釣りにおいて一般的なフロロやナイロンではラインの消耗があまりにも早く、キャスト時のレスポンスが時間と共に著しく低下する。ラインの劣化スピードも凄まじく早くなり、かつて何度もライントラブルに見舞われた事もある。実釣中頻繁にラインを巻き替えられるならそれでも良いかもしれないが、それはあまりにも現実的では無い。それに一日中ロングキャストからの激しいアクションを与え続けるこの釣りでは、ラインの伸びがアクションレスポンスを損ない体力面での大きな負担となり得る。
 
PEラインのレスポンスの良さがジャイアントベイト操作時の体力の消耗を劇的に抑える。但し、一見万能に見えるPEラインにもデメリットがある。その問題解決への過程がこのロッドのガイドセッテイング設定へと繋がった。このラインは一歩間違えば実釣すらままならなくなるピーキーな性質を持ったラインだが、旨味を最大限引き出す事が出来ればアングラーにとって大きなアドバンテージとなる。「PEラインでジャイアントベイトを扱う為のガイドセッテイング」かつてPA-B80 SOPMOD開発で提唱した理論でもある「PEライン/モノフィララインではロッドセッテイングが全く異なる、そのメリットを引き出す為には専用のガイドセッテイングが必須である」というもの。現在市場に流通しているベイトキャスティングロッドでラインの使い分けを明確に示しているロッドは皆無だと思う。しかしPE/モノフィラではラインの性質が全く異なる、なのに同じガイドセッテイングでそれぞれのラインの旨味を生かしきれるロッドなんてあり得るだろうか?ベイトロッドという特性上、どちらのラインも「それなり」に使える事はわかっている。ただ限界点で実釣を進めなければならないジャイアントベイトの釣りでは、少しのトラブルが致命的となる。しかし、トラブルを恐れ半信半疑で投げたところでそんな簡単に答えが出る釣りでは無い。
 

「ライントラブル=致命的トラブル」

 
PEラインでジャイアントベイトを一日中フルキャストする上でもっとも恐れる事はライントラブル。通常サイズのルアーならティップラップ(穂先への糸がらみ)やバックラッシュを起こしてもルアーが失速して手前に落ちるだけですむ。ただジャイアントベイトをフルキャストした時にティップラップを起こせばどうなるか?重心が安定しづらく、失速もしやすいジャイアントベイトをフルキャストしてスプールがオーバーランすればどうなるか?
 
その解決策としてPA-B80 SOPMODで実践したラインコントロール理論をEBRにも搭載。リールのレベルワインドをガイドの一部と考え、スプール頂点~トップガイドまでラインの流れを完全にコントロール、キャストミスや急激な失速によるティップラップ防御のためのアシストガイドも搭載した。(ロッドレングス・テーパーデザインの関係上、当モデルはスパイラルでは無く順付けのセッティングになっています)それによりPEの特性でもあるキャスト時のラインのバタつきを極限まで抑え、かつルアーの飛行姿勢までもコントロール。ラインが暴れにくいのでブレーキ設定を弱くでき、しっかりと曲がるブランクスと相まって変に力まずともキャストが可能となる。
 
「ジャイアントベイトを通常サイズのビッグベイトのように扱える」これがPA-B67SOPMOD EBRの真骨頂でもある。どれだけロッドを信じて振り抜けるか?このガイドセッテイングがPEラインでジャイアントベイトを扱う恐怖からアングラーを解放する。
 
 

ハンドリング

 

・リールシート「リールシートはTCS18を搭載」

 
この釣りで使用するリールをしっかりと固定する為にPA-B80 SOPMODと同じ18mmサイズのリールシートを採用。リールの固定にはZENAQオリジナルナットシステムを採用し、使用中のガタつきを極限まで抑える仕様となっている。
 

・グリップ形状 「ハンドル部は通常のEVAではなく超硬質EVA”を採用」

 
ジャイアントベイトをキャストする際のグリップへの負荷は大きく、通常のEVAだと握った際に変形しパワーロスやキャスト精度に影響が出る事がある為、変形しづらい超硬質EVAを採用した。これにより疲労感も軽減し、グリップテープで締め上げる際も変形が少なくなった。また、ハンドル部はキャスト時に直接手が触れる部分なので、ここは敢えてストレート形状とし、手掌が接している面からロッドティップの方向を把握しやすく、キャスト時の方向性調整も容易となる。またリアグリップ部がストレート形状である事から、リーシュコードを使用する時の取り付け位置の自由度も高い。
 
以上基本的なパーツ構成はPA-B80 SOPMODに準ずるが、リアグリップのレングスは長めに設定。しなやかと言ってもそれなりのパワーがあるブランクスなので、テイクバック時に重量級ルアーのウエイトをしっかりと受け止め、キャスト時には引き手でしっかりと曲げ切れるような設定とした。また下構え・捌きが多くなるこの釣りで軽いホールドでアクションをし易いよう脇にも挟める設定でもある。PA-B80 SOPMODに比べて一見アンバランスにも思えるセッティングだが、一度キャストしてルアーを動かせばその造形全てに意味がある事を実感出来るだろう。
 
 

スペック

 
MODEL : PLAISIR ANSWER PA-B67 SOPMOD EBR
LENGTH : 6.7ft (グリップ脱着)
LURE wt : 40300g (best 60-250g)
LINE wt : PE4-10 (best 5-8)
LEADER : 40-100lb (best 50-80lb/1m前後)
 
近年主流となりつつある100200gクラスのルアーを基準にMAX300gまで対応。(テストでは400gオーバーのルアーもキャスト可能を確認)
 
ただ闇雲にハードなだけではなくそのしなやかなブランクス特性を生かし、いざという時のフォローベイトもキャスト&アクション可能。ライン設定を見て驚かれる方も多いだろうが、この釣りにおいて必要なラインスペックは強さでは無く物理的な太さ。
 
「所詮シーバスにそんな太いラインなんて」と思われる方も居られるだろうが、ジャイアントベイトをフルキャストした際に重度のバックラッシュを起こせば例えPE10号であっても容易に破断する。そんなバックラッシュや高切れのリスク、ジャイアントベイトを扱う上での安心感、無駄なラインブレイクで魚を死に至らしめるリスクなどを考慮した場合これ以上細くする必要はない。魚に対してもルアーのボリュームがラインの存在を消し去ってくれるのでこの釣りに関してはラインを太くすることによるデメリットは無いと断言出来る。このライン設定はジャイアントベイトを全力で扱う際の安心感を得る為でもある。
 
また6.7ftというロッドレングスは、ウェーディングでのビッグペンシル・重量級ルアーの細かい打ち込みや繊細な操作が必要な場面など、ショアからも有効に機能する場面は多い。
 
 
 

<テストで使用したリール>

使用ラインを最低100m巻くことが出来るものを推奨。
※[ ]内は実際に使用したライン
 
Shimano
CONQUEST 301(18モデル) / [PE4-6]
CONQUEST 401(18モデル) / [PE7-10]
GRAPPLER 301HG / [PE4-6]
EXSENCE DC(13モデル) / [PE4]
EXSENCE DC(17モデル) / [PE4]
 
Daiwa
RYOGA BJ C2025PE-SHL / [PE4-5]
SALTIGA BJ 200SHL / [PE4-5]
LEXA-HD 300SHL / [PE4-6]
LEXA-HD 400SHL / [PE7-10]
Z2020 / [PE4-5]
 
Abu
REVO BIGSHOOTER(初期型) / [PE4-6]
5600CA / [PE6]
6500C gunner / [PE8-10]
 

 
 

使用上の注意

 
※SOPMOD EBRはルアーウエイトMAX300gのロッドですが、比較的しなやかさを持たせたロッドです。使用の際は以下の点にご注意ください。
 
・重量級ルアーのキャストは基本的にはテイクバックで一度ルアーの姿勢を安定させてからロッド全体にルアーウエイトを乗せてスムーズに振り抜くように心掛けて下さい。
 
・クラッチ返りのリスクを避ける為、極力リールハンドルは上()面へ向くよう構えてください。
 
・サミングミスやキャストしたルアーの急激な失速によりバックラッシュやライントラブルを起こすと、ジャイアントベイトの釣りでは通常のルアーキャスティングでは起こりえないトラブル(ロッド破損やライン高切れ、タックル落水、怪我のリスクなど)が発生します。100g超のルアーをキャストする事に慣れてない方は、リールのブレーキ設定を最大にしてキャストして下さい。キャスト時のルアー挙動を安定させたキャストや重量感の慣れに従って、徐々にブレーキ設定を弱めていく事が可能です。(但し200g超級ルアーをキャストする際はブレーキ設定を常時強目に設定しておくことをお勧めします)
 
・このロッドに搭載されているガイドセッテイングはPEラインキャスト時の糸フケを抑える為に、通常より小径のガイドを搭載しております。またガイド位置を密にしたナローセッテイングで、システムの抜けも重視しておりますが、トラブルを避ける為にFGノットなど、結束部が小さくなるラインシステムを推奨しております。(一部の特殊な状況下でのPE直結や超ショートリーダー等システムがガイドに入らない使用はこの限りではありません)
 
・小口径ナローセッテイングにより結束部をトップガイドより巻き込む際は、引っ掛かりなどを防ぐために、テンションを抜くorティップを下に向けて巻き込んで下さい。無理に巻き込むとロッドやガイドなど破損の恐れがありますのでご注意ください。
 
・ショックリーダーはリールのレベルワインドに入らない長さで設定してください。(推奨1m前後)
 
 
・ジャイアントベイトのキャストを容易にする為、敢えて長目のリアグリップ設定となっています。リールシートから前の実質ブランクス長は6ft前半クラスのロッドと同等なEBR専用バランスとなっています。
 
 

その他使用想定

 
このロッドはボートからのジャイアントベイトシーバスゲームを主軸に開発を進めてきましたが、このスペックを見てピンと来られた方も多いと思います。あくまで一例ですが自分の場合は以下の状況でPA-B67 SOPMOD EBRを使用しています。
 
・ウェーディングでのビッグペンシル(シーバス)
・水面まで近い立ち位置でのビッグベイト/ジャイアントベイトゲーム(シーバス)
PEラインを使用した大型クローラーベイトゲーム(バス/シーバス)
・近距離でのアカメ(足元で掛けたい場合)
PEラインを使用したビッグベイトでのナマズゲーム
・オープンエリア~浮き草等ライトカバーでの小型フロッグを使用したライヒー
 
ゲーム(PE10号使用、抜き上げ厳禁)等のパワー&ショートロッドの有効性を生かせる場面。
 
その他使用想定としてはPEラインを使用したバラマンディゲームやアジア圏でのスネークヘッドゲーム、欧州でのパイクゲームも想定しています。
 
近年、ビッグベイトのキャスティングゲームにおいても魚種問わずPEラインを使用するアングラーが増えて来ています。
 
現在発売中のPA-B80 SOPMODもカテゴライズ上シーバス用ロッドとしてラインナップしていますが、PEを使用する他魚種狙い用として多くの皆さんに選んでいただいています。今回発売となるPLAISIR ANSWER PA-B67 SOPMOD EBRもそんな皆さんの選択肢の一つとして、自由な発想で皆さんのゲームをより深める為の一手として検討していただく事も可能なロッドとなっています。
 
 

最後に

 

「ジャイアントベイト×シーバス」

 
現在主流とされている釣りとは対極にある釣り、ビッグベイトゲームが定着しつつある現在においてもまだまだ一般的ではないかもしれない。しかし、更なる可能性を追求する一部のコアアングラー諸氏はすでにその先へ向けて日々動き出している。
 
「ただ釣るだけじゃない、その一匹の魚とどれだけ刺激的な出会いが果たせるか?」
 
数やサイズでこの釣りを語る時代は終わった。現在発売中の”PA-B80 SOPMOD”で提唱したコンセプト「シーバス×ビッグベイト」が新たなスタンダードとして定着した今だからこそ改めて問いたい。そんなシーバスフィッシングの可能性はまだまだ未知数、それを証明する為にこのロッドは生まれた。このロッドにはPA-B80 SOPMODのような柔軟な運用は難しいかもしれない、しかし刻一刻と変化する現場の状況においてこのスペックを必要とする場面は必ず存在する。サブネームのEBR とは”Enhanced Battle Rod”の意味。PLAISIR ANSWER PA-B67 SOPMOD EBRがシーバスゲームを新たなステージへ導く。
 
 

 
 



プレジール アンサー PA-B80 ソップモッド
 

現在の画一化されたシーバスゲームに一石を投じる

 
ビックベイトの釣りはシーズン限定、ご当地限定のイメージが強い釣り方であったのだが、年間通して釣果を得られるということが答えとして出ている。一つのカテゴリーとして確立できる十分な可能性と楽しさ。釣り人にとって簡単ではないがゆえの一匹の重み、そして釣れた時の喜びは計り知れない。この喜びを知っているコアな釣り師達はもうすでに十分な実績とノウハウを蓄積している。重たいルアーを投げるだけにこだわりすぎたロッドはどこにでもあるが、流用ではない専用としての特化したビックベイトシーバスロッドをゼナックの技術とアンダーグラウンドの釣り師達のノウハウが一歩踏み込んだシーバスフィッシングの楽しみ方を提案する。
 
オフィシャルストア 釣果写真
 
movie PA-B80 SOPMOD - PV (1:39)  movie PA-B80 SOPMOD - コンセプト (13:00)  movie PA-B80 SOPMOD - 実釣編 (10:00)  movie PA-B80 SOPMOD - タックル解説編 (8:39)  movie PA-B80 SOPMOD - ルアー選択編 (8:02)
movie 釣りビジョン GearWave (16:03)
 

Specs 

BAIT MODEL
Model Length
(ft)
Joint
(pce)
Closed
Length
(cm)
Lure WT
Min〜Max
(g)
Lure Wt
Best Match
(g)
LineWT
Min〜Max
(号)
Rod'sweight
(average)
(g)
Grip length
Click here!
Reel seat size
(Fuji parts)

標準価格
(円)
(税別)
(A) (B) (C)
PA-B80
SOPMOD

8'0" 2
(spigot)
167 15〜100 30〜70 PE 3〜5 252 570 400 70 TCS-18 55,000
※GUIDE / FUJI titanium frame and TORZITE ring guides. ※W-NUT RING (PAT) 

PA-B80 SOPMOD 開発ノート

コンセプト

現在のシーバスシーンにおいて日々のタックルの進化は凄まじく、かつてはコンスタントに釣ることが難しかったこの魚も「狙って釣れる」身近なターゲットで多くの方々に楽しまれていますが、逆に言えば行き着くところまで行ってしまった感のある現在のシーバスシーン。
以前に比べ釣りやすく身近なターゲットとなった感もあるこの釣りだが、他の釣りでもそうであるように「イージーになる=マンネリ化し易くなる」といった側面も持ち合わせている。
バスフィッシングのように楽しみ方に多様性のある釣りならこういった事にはなりにくいのでしょうが、現在の画一化されたシーバスシーンでは仕方の無い事なのかもしれない。
ビッグベイトは現在バスフィッシングにおいては一つのジャンルとして確立されているが、勿論シーバスフィッシングにおいても十分な可能性を秘めた釣りであり、以前から一部のコアな釣り師の間で楽しまれている。
ここ数年ルアー面においてシーバス用と謳われたビッグベイトも出現し、様々なタイプのルアーも市場に投入される流れになっているが、
バラシとの戦いでもあるこの釣りでは大型ルアーをキャストするためだけではなく、ファイト面も重視しなければ満足いく釣りが楽しめずバラしなどのストレスと戦い続ける事となる。
まだタックル面で追いついてない感がありブラックバスのビッグベイトブーム初期のように「重たいルアーを投げる」事だけに偏ったロッドが多く発展途上で試行錯誤的な状況がシーバスビッグベイトの現状だ。
 
そしてビッグベイトと言えば以前は秋の落ち鮎やコノシロ等の季節限定ご当地釣法で限定的なイメージもあるが、自身の経験上50~60cmクラスに最も遭遇率が高く年間を通して楽しめる要素を持った一つのカテゴリーとして十分に確立できる釣り方であると考える。
が、はっきり言って簡単に釣れる釣りではなく釣る為だけなら他にもっと効率良い方法は存在するのだがシーバスフィッシングに多様性を求め、一匹の魚との出会いに重きを置くのならビッグベイトの可能性は無限に広がる。
 
日本全国、身近な水域に潜むシーバスと言う魚。この魚を楽しみ尽くさない手は無い。
そんなシーバスフィッシング多様化への一つの提案として「ビッグベイト」を挙げたい。
 
「数やサイズではない、一本の魚と どう向き合うのか」
 
一歩踏み込んだシーバスフィッシングを楽しむために以前よりこのビッグベイトという釣りに取り組み、十分なノウハウと実績を積み重ね他の流用ではないビッグベイト専用のロッド PLAISIR ANSWER PA-B80 " SOPMOD "を作り上げました。

パワー / アクション

大型のルアーを投げる釣りなのでロッドのパワーは必要です。
しかし、投げる為のパワーだけを考えるとただの棒でも良い訳ですが、実際魚を掛けてからが重要なシーバスフィッシングではある程度のしなやかさを持たせる事が重要である。

ビッベイトを使った釣りと言えば「大型魚を釣る為」と言ったイメージが先行しますが実際には60cm前後のアベレージサイズが掛かる事が多く、このサイズの魚でも吹っ飛ばさずにしっかりファイト出来る、でもいざとなればウエイトの乗った大型魚も(テストではメーターオーバーのタイリクスズキも釣獲)しっかりとコントロール出来るロッドが必要で、すなわちシーバス用ビッグベイトロッドでは”曲がる”という事は絶対必要な条件。

大型ルアーのキャストを重視するだけの反発力の強いブランクスだと、ファイト時のテンション維持が困難で魚を近くに寄せて来てから近距離でのファイトでバラしが多発し、逆にテンションを維持させるファイトスタイルを取っても、あまりにも早く魚を寄せてしまうので反発力の強いブランクスだと足元の突っ込みに対応出来ない事が多い。
そういった場合の対応としてドラグを緩く設定してしまうと今度はブランクスを曲げられなくなり、魚を浮かせられなかったり魚を寄せる事にストレスが出てくる。

ベイトリールのドラグはスピニングのフィーリングとはかなり異なり巻き取りスピードも遅くなるのでよりロッドに頼ったファイトスタイルになりがちで出来ればファイト中にクラッチを切ったりしたく無いので(リールメーカーによってはテンションが掛かっている時にクラッチが切り辛い機種もある為)、ロッドには柔軟性が必要となる。
荷重変化を受け止めるだけなら柔らかいロッドにすれば良いのだが、それだとビッグベイトがまともにキャスト出来ない、しかし強くすればバレが増える...
他にもファイト中はフッキング後のフルテンション~エラ洗い~足元での突っ込み等ロッドに掛かる荷重変化は目まぐるしく、その間は常にテンションを保ち続けなければバレへと繋がってしまう。
キャストもスローにすれば容易になりますが、フッキングパワーが不足しルアーをしっかりと滑らせてフッキング出来ない、またルアーもちゃんとアクションさせる事が出来ない。
逆にファースト過ぎるとキャスト時のルアーの飛行スピードが上がり、不安定なキャストになってしまったり、大型ルアーを扱う上でロッド破損のリスクも高まる。

キャスト時はバックスイングでしっかりとルアーを乗せ、スイングスピードを抑える事が重量級ルアーをコントロールする為には必要で特にウッドジョイント等の重心が不安定なルアーをキャストする際などにはっきりと違いが出てきます。
 
「重量級ルアーをバックスイングでしっかりとロッドに乗せ、しっかりと振り抜く事ができる」
「急激な魚の動きに応じてパワーを出し入れ出来、ファイト中は一定のテンションを維持し続ける事が出来る」
 
この相反する要素を一つに纏め上げることが今回の開発での最大の課題であった。
 
「キャスト」「ルアー操作」「フッキング」「ファイト」
 
ロッドの基本でもあるこの4点をもう一度考え直し、何本ものプロトタイプ・ロッドで試行錯誤し何百日にも渡る実釣、何百本にも渡る魚達の力を借りて導き出された答えがPLAISIR ANSWER PA-B80 ”SOPMOD”のブランクスです。

レングス

ビッグベイトでの実釣ポイントとしては河川、小磯、港湾部等の比較的近距離での釣りが多くなり、そういったロケーションでのロッド捌き、キャスト精度、ルアー操作、ファイト等を考慮したレングスが必要となる。
この釣りで短かすぎるロッドだとファイト面で魚への追従性が制限されバラしが多くなり、足場の制約も多くラインやルアーコントロールの面でもある程度の長さは必要。
この点は過去のバスロッド流用での実釣で悩まされた点でもある。
 
逆に長すぎるロッドだとキャスト時の精度が落ち、繊細なルアー操作にも支障をきたし数少ないバイトチャンスを逃すリスクが高まる。
それにある程度パワーが必要なロッドでもあるのであまりにも長くなると長時間の実釣面で精度や疲労面からも扱いが難しくなる。
他にはラインシステムの要素やいざという時のロングキャスト性能など…
 
ビッグベイトでの実釣上で考えられるあらゆる要素を総合し、長期にわたる実釣テストにおいて導き出されたレングスが8ftという長さになる。
この釣りにおいて8ftというレングスは絶妙であり、立ち位置が制限される場合のトリックキャストやバックハンドキャスト、とっさの場面で繰り出されるワンハンドキャストなど片手でのロッド操作が要求される場面でも十分対応できる。
喰わせるための繊細なルアー操作も容易になりファイト時の追従性も十分に確保ができる。
あと、リアグリップを短めに設定してあるので(理由は後述・ノート4)、リールシートより前の実質ブランク長は他の8ftクラスのロッドよりも長めに確保され、メンディング時などライン捌きやファイト時など8ftとは思えない操作感を実現している。
また、PEライン専用のガイドセッテイングとブランクスの絶妙なバランスにより8ftとは思えないキャストフィールでいざという時の遠距離のピンポイントへの打ち込みも容易。
この一本があれば通常のシーバスフィッシングで遭遇するようなあらゆるロケーションを広くカバーでき、数少ないチャンスを物にできる "獲れる” ロッドとなった。

ハンドリング


 

・リールシート

リールシートはTCS18を搭載。
この釣りでは比較的太目のラインシステムを使う釣りなので(後述)、リールサイズもある程度の大きさが必要。
具体的にはダイワだと2000番台及び200番台、シマノではCULCATA200~300番台、アブ4000〜5000番台、またはそれらと相等サイズのリールがメインとなる。
これらのリールをしっかりと固定する為には最低でも17〜18mmサイズのリールシートが必要であった。
16mmサイズのリールシートだと機種によっては固定出来ないリールがあったり、高負荷時にリールにガタつきが生じてファイト中にストレスを感じる。
逆に18mmサイズでロープロリールを搭載する際は問題は生じませんので、ロープロユーザーの方も安心して使用可能。
(テストではZ2020、TATULAシリーズ、BIG SHOOTER、SPEED MASTER等を使用)
以上を踏まえ「リールをしっかりと固定出来る」というこの釣りにおけるリールシート本来の目的を果たせるのが18mmサイズと判断し搭載。
また、リールの固定にはZENAQオリジナル・ダブルナットシステムを採用し、使用中のガタつきを極限まで抑える仕様となっている。
 

・グリップ形状

ハンドル部(リールシート直下部)のみ通常のEVAではなく超硬質EVAを採用している。
理由としてピッチングやバックハンド、ワンハンドでのオーバーヘッド等とっさの場面で繰り出される片手でのキャストでは通常のEVAだと握った際に変形しキャスト精度に影響が出る事があり、その部分の剛性を高めるために使用。
また、ハンドル部はキャスト時に直接手が触れる部分なので、ここは敢えてストレート形状とし、手掌が接してる面からロッドティップの方向を把握しやすくしたり、キャスト時の方向性を調整しやすくし、他にグリップテープ等で締め上げる際も変形が少なくしっかりと握り込めるグリップになっています。
さらにバット側、リアグリップの素材は通常のEVAで一般的なセパレート形状にせず敢えて長めのセッテイングにし、これはショートキャスト時やキャストフォームによってはバットエンドより少し上を握る事があり、その際にセパレート部を握らないようにした設定である。
リアグリップのレングスは防寒着+ライジャケ着用時、ウエーデイング時、立ち位置が限られる場面等でのハンドリングを考慮した。
これ以上長くする必要は無く、逆に短くすればキャスト時にブランクスのパワーを引き出す入力が困難になるため、これを両立させるためのベストバランスです。
グリップエンドに関しては、しっかりと握り込めキャストの方向性を出しやすくする為にラバーコルクの半円形エンドを搭載しグリップエンドがストレート形状だとフルキャスト時にロッドの方向性(ねじれ)をコントロールしにくく、キャスト精度に影響を与える場合があったのでこの形状を採用した。
また、デザイン的にはロッドを持ち替えたり、握り直したりする動作が比較的多いベイトロッドでは、咄嗟に手を出した時にグリップの切れ目や段差が手に触れない事が重要だと思い、極端なシェイプのグリップは避け、どの角度から手を伸ばしてもスッと握り込めるデザインにしました。
これらは全てこれまでの経験をもとに実戦から導き出された造形である。

ガイド


・PEライン専用オリジナルガイドセッテイング。
現在ベイトタックルにおいても主流となりつつあるPEライン。
以前は「ベイト=モノフィラ」とされていた時代もあるが、タックルの進化に伴いPEが主流となりつつ感もあります。
本当に近年のベイトリールの進歩は凄まじく、各社よりPE専用またはPE対応と謳われたリールも登場している。
しかしロッドはどうでしょうか?
 
「モノフィラとPE」
ショートロッドではその差異は感じにくいが、8ft以上のロッドになるとキャストフィールの差として歴然と現れる。
現在スピニングのガイドシステムがそうであるように、ベイトロッドにおいても専用のガイドシステムが必要とされる時期に来ているのではないかと考え、自身が実釣でその必要性を強く感じていたので、このセッテイングの開発に乗り出した。
ハリのあるモノフィラに対し、コシの無いPEラインをベイトタックルで扱う上で、やはり同じガイドシステムではスムースなキャストフィールが得られる筈もない
 
「バックラッシュし易い → ブレーキを強くする → 飛ばない・ルアーを選ぶ = 扱いにくい」
 
といった点からベイトリールは扱いにくいといった印象を持たれてる方も多い。
ではバックラッシュを抑えるための対策とはどんな方法が考えられるか?
 
・ブレーキを強くする(出来ればやりたくない)
・コシのあるラインを使う(モノフィラの使用感に近づける)
・飛行姿勢が良く失速の少ないルアーを使う(重心移動や高比重のルアー)
・糸巻き量を減らす(ブレーキを強くする意味と同じ)
 
主にこの辺りが解決策として挙げられると思う。
 
しかし、これでは根本的な解決策とならない。
ビッグベイトを使った釣りにおいてルアーに飛行バランスなど求められる筈もなく、高比重~軽比重、重量級~軽量級まで様々なルアーを扱うこととなる。
また、ハリを求めたコーティングラインを使えば、太号数を多用するビッグベイトの釣りではルアーを繊細に捌く場面でコイルや比重の問題でストレスを感じる事にもなる。
ましてやブレーキを強くしバックラッシュを抑制するなどは、実釣においてストレス以外の何物でもない。
では根本的な解決法として何を求めたか?
 
それはゼナックのスピニングリール専用コンセプトである「RGガイドシステム」のライン姿勢の制御。
即ちラインスラックのコントロールこそがバックラッシュを抑える最重要要素と考えた。
では実際に何処でキャスト時のラインスラックが発生しているのかと言うと、
 
1. スプール ~ レベルワインドの間
2. レベルワインド ~ バットガイドの間
3. 各ガイドでのラインの追い越し
4. ルアーの失速とライン放出速度のバランス
 
大まかにこの4点がバックラッシュの主な原因として挙げられる。
ただ、1~4は独立した問題ではなく、それぞれが関係する問題でもあり難しいところだが、ロッド面でカバーできる部分も多く、ロッドでどこまでコントロール出来るかに重点を置き徹底的にテストした。
そして生まれたのがSOPMODに搭載されているガイドシステム。
 
このシステムのメリットとして
・ルアーにラインを引っ張らせることによってルアーの飛行姿勢が安定し、投げにくいジョイント系ルアーなどもキャストが容易となる
・ブレーキ設定を弱くできキャスト時の力を抜くことができる、即ち狙ったピンポイントにルアーを送り込みやすくなる
・ノンコートのPEが扱いやすくなる = より緻密なルアー操作が可能
・ロッドを立てて操作する際や、ミスキャスト、すっぽ抜け時にティップラッピングが起こりにくい etc…
などが挙げられます。
また、現在主流のクラッチフリー時にレベルワインドが連動しない(これもPE使用時のバックラッシュの要因)リールにも対応し、ノーマルのガイドセッテイングと比較してもバックラッシュしにくくなる。
ただ、このシステムを扱う上での注意点もある。
このシステムにはラインスラック抑制の為に比較的小径なガイドが搭載されており、FGノット等の小さくなるシステムを推奨したい、極端に結びコブの大きなノットや極端に長いシステムはトラブルにつながる可能性もあるのでご注意ください。(推奨ラインは後述 : ノート6)
見た目は独特なシステムになりますが、ガイドにラインを通しキャストすれば、その全てに理由があることが実感してもらえると思う。
このシステムの完成により、ベイトでPEを扱うストレスは過去のものとなりメインロッドとしてベイトロッドを選択出来る時代が到来した。

スペック


 

・ルアー・ウエイト

15~100g(Plug) ※Best matchは 30~70g(Plug)
ルアーサイズだが、ビッグベイトと言っても現実的にシーバス用として扱うサイズはそんなに大きな物では無く7インチクラスを中心にローテーションしていく場合が多い。
ウエイト的には常用域で30~70g、最大100gまでのルアーがキャスト出来れば問題無い。
ただ、上記のウエイトが推奨だがロッドを上手く扱える方ならさらに重いルアーもキャストが可能。
(フィールドテストではスペックを大幅に上回る130gオーバーのルアーもテストしたが問題無くキャスト出来る)
また15g~というウエイト設定も重要で、いざという時のフォローベイトもロッドを持ち替えることなくキャスト出来る汎用性の高さも兼ね備える。
ロッドを複数本持ち歩く事が出来ないこの釣りでは、このスペックが持つ意味は非常に大きい。
 

・ライン・ウエイト

PE 3号~ 5号 (leader/30~50lb) ※Best matchは PE 4号 (leader/40lb)
ビッグベイトをストレス無く扱う為にはある程度太いラインシステムが必要と考える。
ベイトタックルでビッグベイトを扱う条件では細糸を使うメリットは全く無いと言っても過言ではない。
大型ルアーを使う上での安心感、バックラッシュや高切れのリスクなど無駄なラインブレイクで魚を死に至らしめるリスクなど考慮すればラインを細くする必要はない、魚に対してはルアーのボリュームがラインの存在感を消し去ってくれ、この釣りに関してラインを太くすることによるデメリットは無い。
これら実戦から導き出されたスペックは、アングラーの持つ攻めの気持ちを力強くバックアップしてくれる。

推奨タックル・セッティング

このロッドの使用にあたり幾つかの特徴・注意点を紹介したい。
 
 
ガイドシステム
ガイドシステムはPEライン専用のガイドセッティングを採用。
コシの無いPEラインをベイトで扱うに当たってキャスト時の糸ふけを極限まで抑える設定で、実釣時のストレスを抑える。
スパイラル設定もその為の一つで、スプール頂点からのラインの流れ、キャスト時のラインのバタつきの収束を図る為のバットガイドの位置決め、などの関係からスパイラル設定にしている。
また、このロッドは曲げて使うロッドの為、ロッドを曲げた時のブランクスとガイドの干渉を避ける目的もある。
 
ラインシステム
搭載されているガイドセッティングはPEラインのバタつきを抑える為に極限までガイド径を抑えている。
やや詰め気味のセッティングで、ラインシステムの抜けも重視しているが、トラブルを避ける為にFGノット等の結び目が小さくなるラインシステムを推奨したい。
 
使用ライン
PEライン専用セッティングなのでモノフィララインは向いていない。
キャストは可能だが、コシのあるモノフィラでキャストする際に抵抗感を感じる場合がある。
テストも実施したが、ナイロン→フロロ(細いライン)→太いラインとラインが硬く太くなるに従いキャスト時の抵抗感は強くなる。
また、伸びの少ないPEラインで曲げる設定のブランクスなので比較的伸びのあるモノフィララインで扱うと柔らかい使用感に変わってしまうのでPEライン専用として使用してほしい。
 
リール
PE3〜5号を想定したリールを選択。(開発ノート4 参照)
テストでは丸型/ロープロ問わずテスト、実際に使用したリールは
 
丸型リール:
RYOGA BJ2000番台(要ハンドル交換)、RYOGA2000番台、abu4000〜5000番台、コンクエスト200/300(初期型)、コンクエストDC200/250(初期型)CATALINA BAY JIGING200番台(要ハンドル交換)、ミリオネア200番台等
 
ロープロ リール:
Z2020、TATULAシリーズ、BIG SHOOTER(初期モデル)、SPEED MASTER200、ANTARES ver2、SCORPION1500等。
 

最後に

鱸という魚をビッグベイトで釣るということ。
このビッグベイトでの釣りを楽しまれている方々はまだ少数派ですが、シーバス・フィッシングという遊びが熟成した今こそがこの遊びを広く認知してもらえる好機だと思う。
日本全国身近な水辺に潜み、釣り人の良き対戦相手として季節を問わず関わる事ができる鱸という魚。
数やサイズに拘るのも良いと思いますが、それだけでは本当に勿体ない。
この魚には現在の画一化されつつある釣り方だけでは遊び尽くせない懐の深さを秘めている。
自身がこの釣りに取り組み始めた当初は現在のようにメディアで取り上げられる事も少なく、時に邪魔者扱い、時に異端児的な扱い、頭ごなしに全否定すらされてた時期もあった。
現在のように「シーバス用」とされるビッグベイトの出現など夢にも思っていなかった。

それはこれまでシーバスという魚の性質、漁業対象としてのスタンスから釣り方の多様化は追求されていなかったからだとも思う。
もちろんそう言った釣り方も否定はしません、自分も大好きな釣りでもある。

しかし今では釣り方も成熟し、以前のように狙って釣ることが困難な魚から確実に狙って釣れる魚に変わってきた。
そんな今こそがシーバス・フィッシングの多様化への道を切り開く時期ではないか?
 
「数やサイズだけじゃない、一匹の魚とどう向き合っていくか?」
 
より深く、より楽しく!
その手段としてのビッグベイト、その手段のためにビッグベイトに特化したロッド
「PLAISIR ANSWER PA-B80 SOPMOD」
この釣りの可能性はまだまだ未知数、散々やってきた今日でも日々新たな発見の連続である。
その可能性をこれからこのロッドを手にされた皆さんと一緒に追求して行きたい。
それがシーバス・フィッシング多様化への一つの道と信じて。